周期的なケトジェニックダイエットによって代謝柔軟性を獲得すればさらに健康になれる

ケトジェニックダイエットは非常に健康効果の高い食事法ですが、Dr.ジョセフ・メルコーラ著『KETO FAST』ではいつまでも持続的に行うとマイナス面もあるとのことでした。

では、どうすれば良いのかを先に紹介します。
ケトジェニックダイエットは非常に健康的なので、まずは理想体重になるまでは持続的なケトジェニックダイエットを続けます。
理想体重になったら、今度はケトジェニックダイエットの頻度を週に5日にして、残り2日は普通に朝昼晩と3回食べてグルコース代謝(グルコジェニック)に戻します。
つまり、ケトジェニックとグルコジェニックを行ったり来たりできるようにします。
これを代謝柔軟性の獲得と呼んでおり、これによりケトジェニックダイエットの健康効果をさらに高めることができるということでした。

さらに代謝柔軟性の効果を高めるためには、週に1度部分断食を加えます。
この部分断食を『空腹の日』、1日3食の日を『ごちそうの日』と定義すると、ケトジェニックダイエットを週に4日、空腹の日を週に1日、ごちそうの日を週に2日となるようにします。
これによりグルコースとケトン体の血中濃度に波が生じてさらに健康効果が高くなるということでした。
ただし、ごちそうの日に高炭水化物、高タンパク質の食事に戻らないようにくれぐれもご注意ください。

さて、ではなぜケトーシスを長期的に持続させることがダメなんでしょうか。
『KETO FAST』で解説されている3つの理由について紹介いたします。

1.インスリン濃度が低くなりすぎて糖新生が活発化する
インスリンには糖新生(肝臓がアミノ酸から糖を新しく作り出すこと)を抑える働きがあります。
ケトーシスではインスリン分泌量が低下しているため、糖新生が活発化して逆説的に血糖値が上がってしまうということでした。
さらに糖新生が活発化すると血中のアミノ酸プールを使い切って筋肉を分解してしまい、筋肉量が減ってしまいます。
これを改善させるためには、周期的にごちそうの日を設けることが重要となります。

2.変化(適度なストレス)がない
人間は変化に適応して進化してきました。
生活に変化がないと適応能力がなくなり成長できなくなってしまいます。
ケトジェニックダイエットでは食事のレパートリーが少なくなってしまいがちです。
様々な物を食べることにより、別の食材に適応するために絶えず代謝が必要となり、ホルモンの感受性が高まり、成長ホルモンの分泌が増え、脳機能が改善し、マイクロバイオーム(腸内細菌叢)が強くなるのだそうです。
そのため、ごちそうの日を設け、変化に富んだ食生活をした方が長期にわたり健康を維持できるということでした。

3.再摂食による健康効果が得られない
断食をすると様々な健康効果が得られますが、この健康効果が表れるのは断食中よりも再摂食段階だということです。
断食中は損傷した細胞を除去するように働き、再摂食段階になってはじめて細胞が健康的に再生します。
これは筋トレに似ています。
筋トレ中は細胞を痛めつけて壊しています。
その後にプロテインや良質なタンパク質を摂取することで筋肥大が起こり筋力が強くなります。
栄養を与えずにトレーニングばかりしていると筋細胞は壊れるばかりで筋肉は細くなってしまいます。
同様に、断食ばかりして栄養を与えなければ細胞が健康的に生まれ変わらないということでした。
つまり、ケトーシスの状態を維持してしまうと再摂食にによる恩恵が得られないということになります。
これを改善するためには、空腹の日とごちそうの日を織り交ぜることが重要だということでした。

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#断食

配信者プロフィール
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中村直樹
・予防栄養学アドバイザー
・理学療法士
・社会福祉士
昭和58年1月10日生まれ。三重県出身、愛知県在住。
最終学歴は広島国際大学大学院医療工学博士前期課程(修士)。
大学院卒業後、整形外科クリニック勤務を経てパーソナルトレーナーとして独立。
現在は一宮市のストレッチ専門店RIPS!!オーナー、一般社団法人アジアNOVASTストレッチ協会代表理事。
健康寿命を延ばすという理念のもと、日々予防医学・予防栄養学のエビデンスを調査。
この度、学びをシェアするため『エッセンシャルヘルスケア』始動。
何卒宜しくお願いいたします。